コンビニで売っているAmazonギフトカード、iTunesカード、GoogleP layカードなどの電子ギフトカード。
あんなに無造作に置いて大丈夫かと心配になりまんか?
簡単にポケットに入れられるカードに1万円の価値がある、万引きに狙われそうな気がします。
でも大丈夫。
万引きされてもいいようになっています。
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POSを利用したPOSA
コンビニの電子ギフトカードは、POSシステムを利用したPOSAシステムを使っています。
なんかややこしいですね。
POSは”Point Of Sales”の略、POSAは”Point Of Sales Activation”の略です。
最後に”Activation”がついているだけなので、POSAはPOSを利用したシステムだろうなと予想できますね。
POSシステムとは
まずはPOSシステムから。
POSは、昔からコンビニで使われているので、ご存知の方も多いでしょう。
日本語では「販売時点情報管理」と呼ばれ、ネットワークで商品の売り上げ情報を集めて管理するものです。
レジで商品のバーコードを読み取ると、いつ、どこで、何が売れたのか、という情報がネットワークに送信され、それに基づいて在庫の管理などを行います。
コンビニの命とも言える重要なシステムです。
POSAシステムとは
プリペイドカードをPOSを通して購入しないと使えないようにするシステムです。
バーコードにはカードを識別する情報も記入されていて、POSを通すと「どのカードが購入されたのか」という情報が送信されます。
そして、その情報が送信されて初めてカードが有効になるのです。
レジを通さず万引きしても、そのカードは有効化されていないので、使うことができません。
上手く出来ています。
有効化は瞬時に行われるるので、買ってすぐにスマホにカード番号を入力しても問題なく使えます。
欠点は、有効化すると元に戻せないので、間違って買っても払い戻しができないことくらいでしょう。
POSA登場による変化
POSAが導入される前は、陳列されているのは単なる厚紙カードで、レジに持っていくと店員が番号が印字するなど面倒な販売方法が採られていました。
しかしPOSAシステムの導入で、簡単にプリペイドカードを販売できるようになり、取り扱うカードの種類も増え、高額なカードも取り扱われ始めたのです。
今では、amazon、楽天、GooglePlay、iTune、モバゲー、任天堂……、何種類あるかわかりません。
スマホゲームアプリ課金に使用している人も多いでしょう。
このように高額で、物品の購入に使える一種の電子マネーが手軽に買えるようになったことで、詐欺などの犯罪に使われるようになったことが残念です。